機械製図
図面は、各国で多少の違いはありますが、万国共通の工業上の言語であるといえます。
機械技術者となるためには必須のことであって、機械製図に関する知識や技能をじゅうぶんに習得する必要があるため、機械科では3年間学習する大事な教科の一つです。

 【1年生】
◆製図における基礎知識を高めるために、基礎製図検定(9月)を全員受験します。
◆図面の読み方、線の種類、寸法のルールなどを覚えて、実際に図面をトレースして描いていきます。
◇課題作品は、「支持台」と「軸受」です。

 【2年生】
◆製図の応用力を高めるために、機械製図検定(6月)を全員受験します。
  ※この試験は1次は筆記試験、2次は2時間半で1枚の図面を完成させる実技試験があります。
◆機械部品の一つである「ボル」トや、「スパナ」を手書きで引く方法を身に付け、図面を仕上げます。


 【3年生】
◆実際の寸法より小さく描く、縮尺した図面の引き方を身につけます。
◆卒業生図として、A4のプリントの4倍の大きさのA2サイズのケント紙に手巻きウィンチ組立図を描きます。