生物部

部活動紹介

平成27年度部活動紹介(生物部)


 私たち生物部は18人で活動しています。希少植物である水生シダ植物の生態の解明と保護を目的に、数年前から日々観察実験をしています。また、部室で飼っているハムスターはとても人気者があり、それらとともにアメリカザリガニ、ツチガエル、ウシガエル(食用蛙)、ドンコ(ドンカッチョ)についても世話をしながら観察を続けています。地味な部活動ですが、毎日楽しく活動をしています。(2年 井上)

一高祭文化部門・生物部




 「豊かな一高の自然」
 第一高校は熊本城の一角にあり、この一帯は国の特別史跡として管理され、自然が守られてきた場所です。今年の一高祭文化部門では、そのような自然を「豊かな一高の自然」と題して展示発表し、あわせて生物部で取り組んでいる希少植物のサンショウモについて紹介します。(一高祭文化部門パンフレットより)

部活動紹介(生物部)


 今年は3年生4人、2年生7人の計11人で活動しています。おもにハムスターや熱帯魚、クサガメ、ツチガエルの飼育をしています。また、熊本県で絶滅寸前のサンショウモという水生シダ植物の栽培にも挑戦するなど目下精力的に保護活動に取り組んでいます。実際にこの活動に取り組んでみると、自然状態のものに比べて生育状況が思わしくなく、予想と現実のギャップに悩まされることもしばしばです。私たちの活動は日々試行錯誤の連続です。

平成25年度部活動紹介

今年の研究テーマは、希少植物の一種である「サンショウモ」の生態研究と保護活動です。以前は県内全域で見られた種でしたが、現在では1カ所のため池にして生育していません。最近、オオサンショウモという外来の近縁種が県内でも販売されており、それが逸失した際に本種に与える脅威など、想定される現象を実験・観察を通して把握し、事前に対策を取ることができればと考えています。文化祭等で発表できるように頑張っています。