学校概要
かつて陸の孤島と呼ばれた葦北の地に、地域人材の育成、産業・文化の振興を期して大正10年に葦北農林学校が創立されました。一方、地域子女の教育のために昭和2年に芦北実科高等女学校が設立されました。この両校は戦後の学制改革により、統合され、芦北農林高等学校となり、『敬愛・勤勉・創造』の校訓のもとに四学科体制で再出発しました。その後、昭和57年に芦北高等学校と校名変更されました。
 時代と地域の要請により、平成14年家政科に代わって福祉科が設立しました。総合高校の特色を活かし、今世紀人類最大の課題である『食・いのち・環境・資源』を教育の中心に捉えています。
 平成19年には、普通科(1クラス)が募集停止となり、特色ある三学科(3クラス)の専門高校として現在に至ります。また、平成23年から本校内に芦北支援学校高等部佐敷分教室が設置されています。
 平成23年秋、創立九十周年を盛大に祝いました。一万四千人を超える卒業生は、農林業をはじめ、政治・経済、法曹・行政・教育・芸術の各分野で活躍しています。
校訓
 「創造、勤勉、敬愛」
 芦北高校は、専門教育を通して人間形成を図り、社会発展に貢献できる人材を育成します。

 生徒一人ひとりの個性を伸ばす特色ある学科・類型が設置されています。  
 
芦高の歴史(沿革)
大正10年5月熊本県芦北郡立芦北農林学校創立
大正12年4月熊本県立芦北農林学校と改称
昭和 2年6月熊本県芦北実科高等女学校創立
昭和18年4月熊本県立芦北高等女学校と改称
昭和23年4月熊本県立芦北農林学校と熊本県立芦北高等女学校が合併統合し、
熊本県立芦北農林高等学校となる。
農業科、林業科、普通科、家政科設置
昭和57年4月熊本県立芦北高等学校と校名変更
平成 4年5月セミナーハウス竣工
平成 8年3月加工実習棟・水産実習棟・堆肥舎等竣工
平成13年11月創立80周年記念式典
峰崎農場さくらの森公園整備記念事業
平成14年4月福祉科新設(家政科募集停止)
平成15年3月 福祉科関連実習施設改修 
看護実習室、居宅介護実習室、入浴介護実習室、訓練室、講義室
正面玄関ロータリー緑地へ時計塔の寄付を受ける
平成19年4月 普通科募集停止 
平成23年4月
11月 
芦北支援学校高等部佐敷分教室設置
創立90周年記念式典
校歌
熊本県立芦北高等学校 校歌             

一. 生命に躍る若人の
    希望は高く燃ゆるなり
     三岳の険を仰ぎては
     心を磨き身を修む 
     ああ芦高は幸多し

二. 理想に生きる青春の
    はるかなる夢を抱くなり
     静かに書をひもとけば
     不知火の海いや深し
      ああ芦高は幸多し

三. 誠の道を一筋に
    学と業とを究むなり
     新しき時代に先駆して
     学徒の使命に生きよ君
     ああ芦高は幸多し