天草拓心高校生の生活を紹介!

【本渡校舎】ミツバチ 

  先週のことです!!!農場にいたら「ブーン。ブーン」とすごい音が聞こえてきて見に行ってみるとミツバチが今まで見たことも無いぐらい飛んでいます。そのまま、見守っていると草花温室の外部遮光カーテンにくっついてしまいましたΣ( ̄□ ̄;)
  

       この状態を「蜂球(ほうきゅう)」といいます。


 生徒達も授業で出入りする温室ですのでここに居座られたら大変なので追い払わなければならないかなと30分ほど見ているとまたどっかに飛んで行ってくれました。「よかった。ハチと戦わなくてすんで。
(*^_^*)

  
    何で???こんなに一斉に飛んで何していたのだろうと思い少し調べてみました。

    すると、この現象は「分蜂(分封)ぶんぽう=巣分かれ」だったようです。ただ時期が・・・通常は4月~5月に行われる事なのでこの時期に「分蜂」したのは一度分蜂したものが貯蜜と蜂数が増えて再び分蜂したのか、群れが弱小であったり、裏年や天候不順で開花が少なく、集蜜が充分に出来なかったりした場合に分蜂が遅れることがあるそうです。


 農業にミツバチはとっても「❤大切なパートナー❤」です。それは「イチゴ・スイカ・メロン・サクランボ・ナス」などはミツバチが蜜を集めに来たときに、花粉が体に付着してまた違う花に蜜を集めに行ったときに受粉してくれます。

   今、世界では謎のミツバチ大量死が問題になっています。先ほども言ったようにミツバチは野菜・果樹の受粉をしてくれています。蜂が居なくってしまっら・・・・考えただけで恐ろしいです!!!受粉作業を人の手で行わなければならないのならば、今までお手軽に買えていた物も少し高くなってしまうかもしれません。

 農場に現れた分蜂中のミツバチたちが安全に暮らせる場所を見つけて、巣いっぱいの蜜を集められるように願っています。